クラミジアはお風呂で感染するの?

クラミジア感染症がうつる原因

クラミジア感染症がうつる原因となるのが、「性行為」です。クラミジア菌はセックスやオーラルセックス、ディープキスなどで粘膜同士が触れることで感染します。また、クラミジア菌は感染力が強いが、生命力は弱いため人間の粘膜を離れてしまうとすぐに死滅してしまいます。そのため、空気感染、感染者が入浴したお風呂や温泉などへの入浴や感染者が使用したタオル共用使用での間接的な感染などはほとんどありません。

性器クラミジア感染症を放置すると生じるリスク

性器クラミジア感染症は自覚症状が現れにくい性感染症としても知られています。そのため、性器クラミジア感染症であることを知りながら放置してしまう方も多い傾向にあります。しかし、性器クラミジア感染症を放置してしまうと様々なリスクが生じるようになってしまいます。

どんなリスクがあるかというと、ます一つ目挙げられるのは「エイズへの感染率が大幅に上昇してしまう」ことです。性器クラミジア感染症のような性感染症が発症してしまうと、通常よりもエイズへの感染率が3倍~5倍にまで膨れ上がります。二つ目は「症状が悪化してしまう」ということです。性器クラミジア感染症は男性の場合、精巣上体炎や血精液症などになってしまう恐れがあり、女性の場合は卵管炎や子宮外妊症、不妊症になる恐れまであります。

そのため、クラミジア感染症の治療は早めに行うことが最も大切です。三つ目は「感染源となってしまう」ことです。性器クラミジア感染症をそのまま治療せず放置してしまうと、症状が悪化し様々な病気を引き起こしてしまいます。さらに感染源として、感染者を増やしてしまう恐れが出てきます。自分だけではなく、パートナーまで性感染症にしてしまうので、クラミジア感染症を放置せず、治療を行うようにしましょう。

性器クラミジア感染症への感染が発覚したら、すぐに抗生物質のジスロマック服用による治療を行い完治させることが大切です。性器クラミジア感染症は、抗生物質を投与することで治療することが出来ます。治療期間はおおよそ2週間ほどで、性器クラミジア感染症を完治させることが出来ます。ただし、治療中に飲酒をしてしまったり、薬の投与を途中でやめてしまうと治療がさらに長引いてしまい、完治させることが出来なくなってしまうので、性器クラミジア感染症の治療は医師の指示を守り正しく薬を飲むようにしましょう。

主な感染原因

クラミジアに感染するのはほとんどが性行為が原因です。温泉やサウナ、プールなどで感染する確率は非常に低いと言えます。クラミジアは粘膜の細胞に住みつき、そこから別の人の粘膜に感染していきます。そのため、性器感染が最も多く、性行為によって性器が接触することによって感染するケースが最も多いのです。

男女のセックスによっても感染しますし、オーラルセックスやアナルセックス、素股と呼ばれる行為でも感染します。直腸も粘膜でできているので、アナルセックスによって感染します。また、口腔感染も多いことが指摘されており、クラミジアに感染した性器をフェラチオしたり、クンニリングスしたりしても感染します。

粘膜に取り付いたクラミジアは、細胞からのタンパク質の供給を受けて増殖して、身体の奥に侵入していきます。自然治癒することはほとんどなく、抗生物質の投与以外の治療手段はありません。

クラミジア菌は弱い

クラミジアの感染の大部分が性行為なのは、クラミジアの細菌の生命力が弱いことに原因があります。クラミジアは熱にも乾燥にも弱く、宿主である粘膜の細胞を離れるとすぐに死んでしまうほどです。そのため、感染者とのタオルの共有やお風呂の共有などで感染する可能性はゼロに近いほど低いと言われています。

プールでも、クラミジア菌が感染者の身体を離れることはありえますが、水中にいったん出てしまえば生命力が弱いのですぐに死んでしまいます。まったくゼロではありませんが、感染者が入ったプールにつかったからと言って感染することは非常に考えにくいと言っていいでしょう。同じ性病であるHIVなどとは大きく違います。

プールを心配しなくて良い

クラミジアの感染は若い世代を中心に拡大しつつあります。その原因は、性の多様化によってオーラルセックスが一般化したことにあると言われています。若い人たちはオーラルセックスに対する拒否感が薄く、フェラチオやクンニリングスを当たり前のように行っています。

クラミジア菌は、粘膜同士の接触があれば感染力は高く、性器から咽頭へ感染し、さらに咽頭から性器へと感染が広がります。とはいっても、クラミジアはプールや温泉などからの感染は考えにくく、あまり心配するには及びません。

クラミジアに感染したということは、誰かと性行為を行ってそこから感染したと考えたほうがいいでしょう。潜伏期間は最長で3週間ほどあり、自覚症状も乏しい病気です。どこから感染したのかを考えるにあたって、プールや温泉、タオルの共有は候補から外していいでしょう。