咽頭クラミジアで喉が痛い症状が

咽頭クラミジアとは?

咽頭クラミジアとは、名前の通り喉にクラミジア・トラコマティス菌が感染して発症する性病です。性病というと、普通は性器がかかるものを思われがちですが、クラミジアの場合には喉にも感染します。クラミジアの細菌は粘膜から粘膜に感染していくものです。そのため、オーラルセックスによって感染します。

挿入という行為に飽き足らず、またより強い興奮を得るためにオーラルセックスを行うことは、若い人の間では珍しいことではありません。その際に、たとえばクラミジアに感染した男性にフェラチオすることで喉にクラミジア・トラコマティスが感染します。

ディープキスによっても感染することもあります。唾液の交換によって感染することもあります。クラミジアは細菌そのものは弱いですが、感染力は高いため、注意が必要です。

風邪と似た症状が出る

咽頭クラミジアに感染すると、喉が腫れて咳が出やすくなる、喉につまりを感じて食事の際に痛みが出るようになど、風邪に非常によく似た症状が出ます。また、喉の周辺部位にも影響が出ます。

特に多いのは耳の周辺で、耳に痛みが出て、一時的に聞こえにくくなることがあります。目が充血したり腫れたりすることもあります。これも風邪によくある症状であるため、風邪薬を飲むだけで済ませてしまうことがありますが、風邪薬では咽頭クラミジアは治りません。

風邪は基本的に症状を抑えて良く寝れば治ります。そのようにしても治らないときには、咽頭クラミジアを疑ってみたほうが良いでしょう。

チェックポイント

咽頭クラミジアかどうかを判断するポイントは、咳が出たり喉に痛みを感じて風邪薬を飲んでも治らないとき、たとえば1ヶ月以内に性交渉を行った、とくにオーラルセックスをしたときです。咽頭クラミジアのほとんどはオーラルセックスによるものだからです。

また、コンドームを使わない性行為をした覚えがあるときにも疑ってみましょう。風邪を引いたのであれば、倦怠感があり、疲労感が抜けませんし、熱も出ますが、そういった症状がないときにも疑ってみたほうが良いでしょう。

咽頭クラミジアの潜伏期間は1週間から3週間程度です。この間はまったく自覚症状はありませんし、また自覚症状が出ても比較的軽いところから始まります。潜伏中でも他の人に感染させます。前回の性交渉から時間が経っていて、それを忘れて別の人とセックスをすると相手に感染しますので、充分注意しましょう。

咽喉クラミジア感染経路と症状

口を使った性行為やディープキスをはじめ、粘膜同士が触れ合うことで喉の粘膜へクラミジア菌が感染してしまう性感染症が咽喉クラミジア感染症です。咽喉クラミジアは喉の痛みや腫れ、また痰や発熱といった症状が見られるようになります。

さらに、喉に関する症状が多いのが特徴で喉の奥が赤くなる、痛みで声がかすれる、リンパ腺の腫れなども起こるケースもあります。人によっては症状が軽く自覚症状が現れない場合がありますが、症状が重いと喉に強い痛みが生じる急性咽喉頭炎に進んでしまうこともあるのです。急性咽喉頭炎は喉の痛みや痰、さらに不快感といった症状が現れます。

風邪と症状が似ているために咽喉クラミジア感染症だと発覚しない場合もありますので注意が必要です。咽頭クラミジアには潜伏期間があり、感染してから1~3週間は症状が見られず、適切な治療しない限りは治らないため、現れた喉の痛みなどの症状も長引いてしまうことがあります。

しかし、咽喉クラミジアの本当の怖さは実は症状ではありません。感染源になってしまうことにあります。放置し続けてしまうと知らず知らずにクラミジア菌を移してしまう感染源となってしまい、パートナーに性器クラミジア感染症を発症してさせてしまう可能性が高くなってしまいます。そのため、咽喉クラミジア感染症の症状が軽く日常生活に支障がない場合でも軽視せず、早めの治療をすることが大切です。

咽喉クラミジアは病院へ

咽喉クラミジアの検査は、水でうがいしたものを検体として採取してクラミジア菌の有無を調べます。もし、咽喉クラミジアであることが発覚したらパートナーにもクラミジア感染症が発症している可能性が高くなるので、パートナーにもクラミジア検査を勧めるようにしましょう。

クラミジア感染が確認された場合は抗生物質のジスロマックを服用して治療します。

咽喉クラミジア感染症は自覚症状が現れにくく、性器クラミジア感染症のように症状が悪化することも少ないため放置されてしまう傾向にあります。咽喉クラミジア感染症の治療にはクラミジア治療薬が必要となります。しかし、咽喉クラミジア感染症はその症状から病院等でも風邪と誤って診断されてしまう場合があります。

処方された風邪薬を服用しても、喉の違和感や喉の痛みが治らない場合には咽喉クラミジア感染症に発症している可能性が高くなります。その場合は咽喉クラミジア感染症を疑い、病院または自身でクラミジア検査キットを使用し咽喉クラミジアの有無を確認するようにしましょう。