クラミジア治療と特効薬は?

クラミジアの治療

日本で最も多い性病として挙げられているクラミジア感染症の治療は、抗生薬を用いて治療を行います。クラミジア治療薬として使用される薬には「アジスロマイシン(ジスロマック)」、「クラビット」、「クラリスロマイシン」、「エリスロマイシン」などがあります。治療薬の効果はどれもほとんど変わりませんが、持続性と効力が薬によって多少異なります。

中でもアジスロマイシンは一度の服用で約1週間効果が持続するため、クラミジア治療薬として主流になっています。

症状の軽い場合は、このアジスロマイシン一回の服用でクラミジア感染症が完治しますが、症状が重い場合にはクラビットやエリスロマイシンなどの治療薬を使用します。完治は早い方で1~3週間、症状の重い方で数ヶ月ほどの治療期間がかかる場合があります。

クラミジア治療薬のような抗生物質は、クラミジア菌だけではなくお体に存在する良菌にも影響を与えてしまうため、下痢や吐き気や胃もたれなどを起こす可能性が高くなります。

吐き気や胃もたれなどの副作用を防ぐためにも薬の服用は必ず食後にするように気をつけましょう。食後にクラミジア治療薬を飲むことで吐き気や胃もたれといった副作用を防ぐことが出来ます。クラミジア治療薬の食前の服用はなるべく避けるようにしましょう。

クラミジア治療薬を服用する際の注意点

特効薬は抗生物質ですが、クラミジアは軽度であればわりと簡単に治療できる性感染症です。症状によって個人差はありますが、抗生物質を投与すれば1週間以内に完治します。クラミジアの治療に用いられる抗生物質には、テトラサイクリン系、マクロライド系、ニューキロノン系の3種類があり、なかでもマクロライド系のジスロマックという薬は、1回の服用で90%が完治するほどの特効薬です。

クラミジア治療薬を服用する際の注意点その1は「治療薬ごとに服用の仕方が若干異なる」ことです。クラミジア治療薬には複数種類がありますが、どれも服用の仕方が若干異なります。誤った服用の仕方をしてしまうと、副作用を起こしやすくなってしまいます。薬の飲み方は医師の指示を良く守って、正しく服用するようにしましょう。その2は「飲酒をしないこと」です。

クラミジア治療薬の服用をして飲酒をしてしまうと、薬の十分な治療効果を得られません。治療期間が長期化してしまうので、完治するまでは飲酒を控えましょう。その3は「途中でクラミジア治療薬の服用をやめないこと」です。クラミジア治療薬の服用を自己判断でやめてしまうと、今まで治療薬で減少していたクラミジア菌が再び増殖してしまいます。

そのため、治療期間が長期化してしまいます。ひどい場合にはもう一度最初から治療をすることになってしまうので、医師の指示をしっかりと守り、クラミジア感染症が完治するまで治療薬の服用を続けるようにしましょう。

ジスロマックとは

マクロライド系の抗生物質

ジスロマックとは、アジスロマイシン水和物を主成分とする抗生物質で、クラミジアをはじめ淋病などさまざまな性感染症の治療に用いられています。

クラミジアの治療には同じマクロライド系のクラリス(クラリシッド)も用いられますが、ジスロマックの方が吸収率が良いので短期間の服用で済むというメリットがあります。また、性感染症だけでなくさまざまな細菌感染症の治療薬としても有効性が確認されている薬です。

高い治療効果を誇るジスロマックは1回1000mg錠を服用するだけで、クラミジアは約90%の確率で完治するとされています。

体内に留まって作用を及ぼす期間がほかの抗生物質よりも長いため、1回服用すればその効果は1週間ほど続きます。ほかの抗生物質には1日に複数回服用しなければならないものもあるので、その点でもジスロマックをクラミジアの特効薬と考えられる理由があるのです。

飲み忘れの心配がない

ジスロマックの最大のメリットは、一度服用すればそれで終わりという手軽さです。ほかの抗生物質では、先述した通り、毎日服用したり1日に複数回服用したりする必要がありますが、抗生物質は一度飲み忘れがあるだけで、病原菌が耐性を持ってしまって薬が効かなくなってしまうことがあります。それを考えると、1回服用するだけでよいジスロックは飲み忘れの心配がなく、病原菌を確実に死滅させることのできる特効薬といってよいでしょう。

医師の処方に従って服用する様にしてください。ジスロマックの優れている点は、ほかの抗生物質と比べてもアレルギーなど副作用が少ないところです。ただし、医師の処方に基づいて服用するべき医薬品ですから、正しい方法で服用することが求められます。

ですから、病院で診察を受けて薬を処方してもらうより、通販を利用して購入した方がはるかに安いのは確かですが、どんな危険が潜んでいるかわからないので、ジスロマックは医師の処方に基づいて正しく服用するようにしましょう。

クラミジアは抗生物質によって1週間ほどで完治します

抗生物質によって治療

クラミジアは基本的に抗生物質によって投薬治療を行います。症状が進行していて、骨盤腹膜炎や肝周囲炎などを併発している場合には点滴治療が実施されることもありますが、多くはマクロライド系やニューキロン系の抗生物質の投与による治療がメインです。クラミジアは、クラミジア・トラコマティスという細菌によって引き起こされる性病です。

この細菌は主に粘膜の細胞に取り付いて、そこからタンパク質の供給を受けて増殖する性質があります。抗生物質は害となる細菌のコピー能力を阻害して、増殖をさせなくするものです。細菌は自分のコピーを製造することができなくなり、自分が死んでも後継がいないために、結果的に死滅します。

抗生物質は短期決戦

抗生物質による治療は、短期間のうちに一気に細菌を死滅させるのが正しい方法です。副作用の出にくいものを選択して、抗生物質の投与によって細菌を殺してしまうというのが正しいやり方です。途中で飲み忘れがあったり、長期間にわたって服用したりすると、細菌に耐性がついてしまいます。その前に一気に片付けるのが基本の治療方法です。

投薬は通常、1週間ほど継続することになっています。マクロライド系の抗生物質であるクラリスロマイシンという薬を1日1回、7日間服用するといった方法が採られます。

また、ジスロマックという特効薬も開発されており、患者にもよりますが、多くは1回の服用で効果を発揮します。従来は1日1回の服用が必要であったのに対して、それを1週間服用したときと同じ効果が得られるため、近年ではクラミジア治療では第一選択薬とされています。

治療終了は再検査してから

クラミジアは元々自覚症状の乏しい性病で、特に女性は約80%が症状なしと言われています。症状が出たとしても比較的軽いものです。そのため、治療でもクラミジア菌が少なくなれば、症状はほとんどなくなります。

とはいっても、治療の終了を患者が勝手に判断するのは禁物です。完治したと判断するのは、あくまで医師や病院に任せましょう。クラミジアの治療では、ある程度投薬の効果が現れた時期に再検査をします。再検査で完全にクラミジア菌が死滅したという結果が出て、初めて完治とします。

ときどき、クラミジア治療に1年以上かかったという話がネットなどに寄せられますが、これは治療薬の選択の間違いか、患者側の服用に問題があるかのどちらかです。もし、服用を続けてもクラミジアが治らない場合には、セカンド・オピニオンを受けてみましょう。