咽頭クラミジアは風邪の症状に似ている

喉に感染する性病

咽頭クラミジアは、喉の粘膜に感染する性病です。喉に性病というのは奇妙に感じるかもしれませんが、感染経路は非常に多くあり、自覚症状が出ても気づかないままというケースが多数あります。喉に感染する性感染症はクラミジアだけでなく淋病もあります。簡単なうがい検査だけで分かるので、たとえば風邪だと思っていたがなかなか治らない場合には病院やクニリックに行ってみましょう。

喉に痛みがあったり扁桃腺が腫れたりしているとき、多くの人は風邪を疑うはずですが、咽頭クラミジアでは発熱はほとんど起きません。風邪ではないので、ドラッグストアの風邪薬を服用しても治りません。また、病院でも性病の検査をしてほしいと言わない限り、検査はしてくれないでしょう。他の自覚症状としては咳が出やすくなった、痰がからみやすくなったなどでも咽頭クラミジアにかかっている可能性があります。

感染経路は?

咽頭クラミジアに感染するのは、主にオーラルセックスです。クラミジアに感染している人の性器を口で愛撫したときに感染します。フェラチオ、クンニリングス、またディープキスなど口を使う性行為すべてで感染するリスクがあります。咽頭クラミジアにかかっている相手とキスしただけで感染することがあります。

相手の唾液が入るようなディープキスをしたときに感染する可能性があります。クラミジアは自覚症状が弱く、かかっている本人が気がつかないことが非常に多い性病です。そのため、知らない間に蔓延していることがあります。高校生の約10%がクラミジアに感染しているという調査結果もあります。

検査したほうが良い場合

咽頭クラミジアの潜伏期間は一般に1週間から2週間です。感染してから3週間ほどして発症することもあります。ほとんどは自覚症状がありません。症状が出たとしても、喉が軽く痛いとか、扁桃腺が少し痛んだり腫れたりする程度などです。症状が出ても、それを咽頭クラミジアと自覚できることは少ないと言われています。ただ、症状が出ていなくても感染した時点で、他の人に感染させてしまう可能性があるのです。

男性であれば風俗でクンニリングスをした、ディープキスをしたあと、風邪でもないのに喉が腫れてしまったなどの場合には疑いがあります。女性なら、男性の性器を口で愛撫したあと喉の調子が悪くなったり、風俗店に勤めていたり、不特定多数の人とオーラルセックスをしたりしたときに感染の危険性があります。検査は喉の粘膜を採取したり、うがいをしたりすることで実施されます。結果はすぐ分かるので、おかしいと思ったら病院に行きましょう。

クラミジアが喉にくる

クラミジア咽頭炎は、オーラルセックスなどによって喉がクラミジアに感染する性病です。近年ではアダルト動画が各世代に視聴されているため、性行為のスタイルも移り変わっており、オーラルセックスもそれほど珍しくなくなったことから、年々増加傾向にあると言われています。

クラミジアに感染する可能性の高い若年層では、性行為でオーラルセックスをする人が70%以上いるという調査がありますが、オーラルセックスのときにコンドームを使用する人はほとんどいないという傾向があります。日本では咽頭クラミジアにかかるのは、男性よりも女性に多いと言われています。

また、性風俗に勤めている人はそうでない職種の人よりも感染する率が高いことが分かっており、風俗に通う人もかかりやすい傾向があります。複数の異性と性行為をしている場合や、ホモセクシャルに多いと言われています。

主な症状

クラミジア咽頭炎は、風邪の症状に似ているため発覚しにくいという特徴があります。咽頭炎ですので、たとえば喉の痛みや腫れが出ます。まれに発熱が出ることもありますが、多くの場合で非常に症状は軽いか、または無症状です。クラミジアは全般的に初期は症状が軽いため、無自覚になりがちで、それを原因として蔓延しがちな傾向があります。

特にクラミジア咽頭炎は存在そのものを知らない人も多く、そのため広がってしまう傾向があるのでしょう。クラミジア咽頭炎の人がオーラルセックスをすると、性器にクラミジアが感染することもあります。通常のキスでは感染しませんが、唾液の交換のあるディープキスをすると感染するのです。クラミジアは感染力が強いため、放置していると次々に感染を拡大してしまいます。

治療方法

クラミジア咽頭炎の検査自体は非常に簡単で、喉の粘膜を採取したり、うがい検査をしたりすることで即時結果が分かります。性器に感染した場合と同様、治療では使われるのは抗生物質です。アジスロマイシンやクラリスロマイシンなどの抗菌薬が多くの場合で使われます。重症の場合にはミノサイクリンという抗生物質を注射することもあります。

治療にはおよそ2週間ほどかかります。性器に感染した場合より、咽頭炎のほうが治療には一般的に時間がかかります。症状が出ていないケースでも完治するためには医師の指示通りに薬を服用しましょう。症状が改善し、服薬が終わったら2週間ほど経ってから完治したかどうかを検査で確認することになっています。