ジスロマックの投与方法

ジスロマックにはどんな投与方法があるの?

ジスロマックにはどんな投与方法があるのかも気になるでしょう。ジスロマックを飲み始める前に、投与方法についてもきちんと知っておきましょう。

点滴静注して投与するタイプのジスロマックもある!

ジスロマックには、飲み薬だけでなく『ジスロマック点滴静注用500mg』もあります。これは、アジスロマイシンとして500ミリグラムを1日に1度、2時間と言う時間をかけ点滴静注して投与するのです。この点滴は肺炎や骨盤内炎症性疾患に効果が期待できます。骨盤内炎症性疾患とは、子宮や卵管、卵巣、骨盤腹膜といった子宮頸管より上にある生殖器もしくは臓器で起こってしまう感染症のことです。主な原因となるのはクラミジアや淋菌などなのです。よって、クラミジア等が他にも影響を与えた場合にも有効であると考えられます。

ジスロマック点滴静注用500mg の注意点について

『ジスロマック点滴静注用500mg』を使用するにあたっての注意点もあります。まず、使用する際には、耐性菌が現れるのを防止するために、薬の感受性を確認するようにして病気の治療で必要な最低限の投与期間に留めるのがポイントです。また、投与期間としては5日間以上の投与をされることはあまりないため、5日間以上の投与がされる場合には経過観察をすることも必要となっています。

さらに、妊婦の方への投与については安全性が確立していないため、妊婦の方および妊娠の可能性のある方については、危険性よりも治療することでの有益性の方があると判断された場合のみ使用されることとなっています。授乳中の方に関しても、ヒト母乳中に成分が移る可能性があるため、授乳中の方は服用を割けるのが賢明です。

点滴静注用からアジスロマイシン錠に移行されるケースもある

『ジスロマック点滴静注用500mg』を骨盤内炎症性疾患で使う際には、『ジスロマック点滴静注用500mg』からアジスロマイシン錠に切り替える臨床試験では、医師が経口投与可能と判断した段階で、点滴用剤からアジスロマイシン錠250ミリグラムを1日1度投与するように切り替え、点滴用剤を投与する期間は1日から2日、全体的な投与期間は合計で7日間行われ、試験ではそれ以上の期間の投与が行われていません。

よって『ジスロマック点滴静注用500mg』からアジスロマイシン錠へと切り替えて10日間以上の投与期間となる際には、経過観察をしっかりと行われることが大事となってきます。

性病以外の疾患にも

性病治療のための薬としてよく知られているジスロマックですが、性病以外にもピロリ感染胃炎や咽頭炎、百日咳などさまざまな疾患の治療に使われています。この薬には錠剤と粒剤、そしてカプセル剤とがあり、それぞれ内容量が異なるため、患者さんの年齢や疾患、そして状態に合わせて適切なものを処方してもらうことになります。

ジスロマックは大人だけでなく子供の患者さんに対しても処方されることがある薬で、ペニシリン系の薬やセフェム系の抗生物質と比べると、ショック状態をはじめとする副作用が起こりにくいというメリットがあり、安全性の面ではかなり安心できる薬と言えるでしょう。

服用は1日1回

ジスロマックは、形状によってそれぞれ内容量が異なり、価格も異なります。例えば錠剤なら250mgと600mgとがあり、メーカーによる薬価を比較してみると、250mgのものは1錠あたり246円、600mgなら1錠あたり847円という価格設定となっています。

錠剤は成人している患者さんを対象に処方されるのが一般的で、体が小さな子供の患者さんに対しては、より内容量が少ない粒剤もしくはカプセル剤が適用されます。粒剤とカプセル剤の場合には、内容量は100mgとなっていて錠剤の約半分程度となりますが、メーカー薬価を比較すると粒剤は100mgで275円、カプセル剤は1カプセルあたり188円となっていて、必ずしも量が少ない子供用のジスロマックが安価で購入出来るというわけではありません。

ジスロマックの服用は、基本的には1日1回となります。最初は1日当たり500mgを服用し、それを3日間続けることで、効果が1週間程度続くという特徴があります。1週間毎日ずっと飲み続ける必要がなく、飲み忘れが心配な人にとっては、最初の3日間だけ気を付けていればよいという点は大きな安心感ですね。また3日間の服用で薬効が1週間程度続くため、軽度の性病なら3日間の服用だけで不快な症状がかなり改善できますし、場合によってはそれで完治という可能性もあります。

医師の判断で特殊な飲み方をする事もある

ジスロマックの服用は、1日1回500mgを一度に服用するのが基本です。しかし場合によっては、500mgを1度に4錠服用するということもあり、疾患の状態に合わせて医師が判断することになります。ただし、500mg以上を服用するのは医師の判断に従うようにして、患者さんが個人で判断するのはNGです。自己判断で過剰摂取してしまうと、副作用のリスクが大きくなるので気を付けてくださいね。